あおからむし (青茎蒸)
●わが国の本州から四国・九州、それにアジア南部にかけて分布しています。人里に多くに生えていることから、古くに繊維を採るために栽培したものが野生化したと考えられています。名前は、茎(から)を蒸し(むし)て皮をはいだことから。ふつうの「からむし」のように、葉の裏に白い細毛が密生することなく、緑色のままです。7月から10月ごろ、淡緑色の目立たない花穂を形成します。
●イラクサ科カラムシ属の多年草で、学名は Boehmeria nipononivea f.concolor。英名はありません。
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