青函連絡船初の船内交流電化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/15 03:28 UTC 版)
「第三青函丸」の記事における「青函連絡船初の船内交流電化」の解説
鉄道省では、1936年(昭和11年)建造の関釜連絡船 金剛丸(7,081.74総トン)から、日本で初めて、船内電力を、従来の直流100Vから、三相交流60Hz 225Vに変更して採用し、青函連絡船でも、この第三青函丸から、船内電力の60Hz 225V三相交流化が始まった。蒸気タービン駆動の50kVA発電機2台装備し、航海中は1台使用し、出入港時は2台使用となったが、2台並列運転はできなかったため、負荷をそれぞれ、照明と動力に分けて運転した。しかし、揚錨機や操舵機、ヒーリングポンプ等の重要機器は従来通り汽動式のままであった。
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