露地播き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 07:19 UTC 版)
ほとんどの野菜のタネや、安価な袋物の草花のタネなどは、花壇や畑など、露地に直接播くことができる。ケシ類・ハゲイトウ・スイートピーなど直根性の植物は、原則として栽培地に直接播く直まきが行われる。野菜などを本格的に栽培する圃場では、畝(うね)を作るが、家庭菜園や花壇では、十分に耕したら、30 - 50cmくらいの間隔で筋を造り、そこへ適当にタネを落として行く。普通、五日から十日くらいで発芽するので、混み合ったところを間引き、初めの間引きでは5cm間隔、最終的には15 - 20cm間隔にする。園芸になれない人は、間引きがかわいそうあるいはもったいなくて、密植になってしまいがちであるが、密植は、苗が徒長するだけでなく、病虫害にも遭いやすい。間引きも園芸の技のうちである。
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