離発着場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 01:52 UTC 版)
空飛ぶクルマの離着陸場はバーティポート (Vertiport) またはスカイポート(Skyport)と呼ばれる。バーティポートに必要な設備は主に充電機器などである。充電方法はバッテリーを急速充電する方式とバッテリーを充電されたものに取り替える方式の2つに分けられる。 後者は交換のための人手が余分に必要になると見込まれるため、ボロコプターのようにバッテリー交換用の自動ロボットをバーティポートに設置することでコスト低下を目指す企業もある。 離着陸時には人による誘導が必要になる。空飛ぶタクシーの場合は多数のバーティポートが必要になり、結果として莫大な人件費が発生するため、離着陸の自動化が必要である。着陸の自動化に関しては『安全帰還緊急自動着陸システム』(Safe Return Emergency Autoland System)を空飛ぶクルマに応用することも考えられている。 日本におけるバーティポートの候補地としてはビル屋上のヘリポート、駅やコンビニの駐車スペースなどが挙げられる。後者の場合は人件費の削減のため一般人に離着陸の誘導を行ってもらうという案も出されている。アメリカでは立体駐車場や大型ホテルなどが候補地である。
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