雛菊物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 14:48 UTC 版)
『ギャルズライフ』(主婦の友社)1980年4月号に掲載。 ある2月、母親が菊子を起こしに行くと、菊子の部屋のぶら下がり健康器に首つり用の輪がかけられているのを見て驚愕した。菊子は遊びだと言うが、心理学を専攻する菊子の兄、信彦は卒論のテーマも兼ねて、彼女の自殺願望を阻止すべく、菊子が難病でひと月も生きられないという大嘘をつき、それを菊子にそれとなく聞かせてどう反応するかという実験を開始する。当初、そのプログラム通りに菊子は動いているかに見えたが、彼女は徐々に信彦の予想を超えた行動を取るようになっていった。
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