陸上競技における記録会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 23:36 UTC 版)
今日の大学や社会人では大学駅伝や実業団駅伝などが盛んになっている実情から、中距離選手一般種目と分けて中長距離種目だけを長距離記録会として行う傾向が強い。記録会の主催として中心的存在なのが大学で、特に日体大長距離記録会が全国的に知られている。他に筑波大学、順天堂大学、早稲田大学、東海大学、国際武道大学、国士舘大学、日本女子体育大学、中京大学、大阪体育大学、福岡大学など、体育系学部を擁する大学ほど盛んである。事前の案内発信から番組編成、当日の招集、審判、記録掲示など記録会運営そのものも学生主体となって行うところが多く、必然的に部員数も多いこれらの大学が積極的に開催している。 長距離記録会の場合、事前に狙う記録を申告した上でプログラムが組まれる。一般的に持ちタイムの速い選手ほど、夕方や夜など記録がより出やすい条件下の組で行う傾向にある。参加者数によっては一般種目と長距離種目を同日に行うこともできる。また記録会そのものが増えてきたことで、選手自身が選んで出場する幅が広まりつつある。
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