降級、条件戦連勝で再びオープンクラスへ復帰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 07:47 UTC 版)
「マルターズアポジー」の記事における「降級、条件戦連勝で再びオープンクラスへ復帰」の解説
6月に入ったため降級し、1600万下クラスから1000万下クラスに降級した。降級初戦に選んだのは7月23日、福島競馬場のいわき特別(芝1800m・1000万下)。田辺裕信が鞍上に復帰し、単勝オッズ3.9倍の3番人気に支持され出走、スタート直後すんなりハナを確保すると、1000メートル通過が61.3秒のペースを刻んで、最後の直線まで先頭を保ち、メンバー中2番目の速さである、上がり3ハロン34.9秒の末脚を見せ、2番手から迫ってきた戸崎圭太騎乗の1番人気クィーンズベストを3/4馬身退け、1着となり、4勝目を挙げた。騎乗した田辺は、「(序盤に、)どれだけ脚を溜めていけるかが課題でした。絡んで来る馬もおらず、ゆっくり行けたのが良かったです。今日の馬場は逃げ馬には嫌だなと思いました。かなり外を回りましたが、よく頑張ってくれました」と振り返った。 10月1日、中山競馬場の秋風ステークス(芝1600m・1600万下)に参戦。昇級直後で単勝オッズ20.3倍の7番人気という評価での出走となった。スタート直後にハナを奪い、最後の直線まで先頭を守り、後方10番手から追い込んできた戸崎圭太騎乗で1番人気のグランシルクを1馬身1/4振り切って勝利。5勝目を挙げ、連勝を記録した。なお騎乗した田辺は、この勝利がJRA通算600勝を記録した。田辺は「久々でやや気負けしていた分、1600mは良かったですね。単騎で行けましたし、他が来なかったのもよかったです」と回顧した。この勝利でオープンクラスへ昇級となった。
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