引作の大クスとは? わかりやすく解説

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引作の大クス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/30 14:04 UTC 版)

引作の大クス(ひきつくりのおおクス)は、三重県南牟婁郡御浜町引作の引作神社境内に生育するクスノキ巨木である[1][2][3]。かつては「阿田和の大クス」(あたわのおおクス)の名で親しまれていたが、1991年(平成3年)に「引作の大クス」と改称された[1][2]。この木にはかつて伐採の危機が訪れたが、南方熊楠柳田國男などの尽力によってその危機を乗り越えた経緯がある[2][4][5][6]。推定の樹齢は1500年といい、三重県内で最大級のクスノキの巨木とされて、三重県指定天然記念物や「新日本名木100選」に選定されている[2][3][4][7]。2007年(平成19年)9月29日に、5本あった大枝のうち1本が折損した[4][5][8]


  1. ^ a b c d e f 引作の大クス 三重の文化財/情報データベース/三重県教育委員会ウェブサイト、2014年4月12日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 渡辺、263頁。
  3. ^ a b c d e 『新日本名木100選』、114-115頁。
  4. ^ a b c d e f g h i j 高橋、62頁。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m 「引作の大クス」の大枝 南方熊楠顕彰館ウェブサイト、2014年4月12日閲覧。
  6. ^ a b c d e 環境文化論 第8講 南方熊楠の思想と鎮守の森 福島大学共生システム理工学類 後藤忍(福島大学准教授) (PDF) 福島大学ウェブサイト、2014年4月12日閲覧。
  7. ^ a b c 牧野、176頁。
  8. ^ a b c d e f g 三重県最大の大きさを誇る’引作の大楠’ 樹木医 日誌 石黒植物園ウェブサイト、2014年4月12日閲覧。
  9. ^ a b 御浜町公式ホームページ、2014年4月12日閲覧。
  10. ^ 牟婁新報(むろしんぽう) 不二出版ウェブサイト、2014年4月12日閲覧。
  11. ^ 『新日本名木100選』、7頁。


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