防災の教材として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 10:05 UTC 版)
日本において、津波に関する物語のうち広く知られた作品である。発生が予測される東南海地震・南海地震などでの津波災害に対する防災意識を喚起する物語として注目されている。2003年(平成15年)3月に和歌山県で開催された「西太平洋地震・津波防災シンポジウム」に際して気象庁が「稲むらの火」に関するパンフレットを作成しており、インターネット上で公開されている。 なお、物語の中で取り上げられている、「異様に潮が退く」「井戸の水位が極端に下がる」といった現象は、津波の前に必ず起きるものではないが、津波が発生する時に見られることがある特異現象の1つであり、もしそのような現象を確認したらただちに避難することが望ましい。
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