関連小説・関連本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 23:40 UTC 版)
「金閣寺 (小説)」の記事における「関連小説・関連本」の解説
三島の『金閣寺』に触発された水上勉は、この6年後に同じ事件を題材とした長編小説『五番町夕霧楼』(1962年)、ノンフィクション的作品『金閣炎上』(1979年)を発表した。なお、酒井順子は、この生まれも育ちも対照的な三島と水上勉の両者の作品を『金閣寺の燃やし方』(2010年)で比較している。また、放火の日本文学の系譜を描いた評論に多田道太郎の『変身 放火論』(1998年)や、金閣寺の放火僧・林養賢と三島を比較した内海健の『金閣を焼かなければならぬ 林養賢と三島由紀夫』(2020年)などがある。 なお、中村光夫、三好行雄らをはじめとする数多い『金閣寺』の文学作品論17篇を収録したものに、佐藤秀明の『三島由紀夫『金閣寺』作品論集』(2002年)がある。
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