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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/14 01:17 UTC 版)
玉椿山阿吽寺(ぎょくちんさんあうんじ) 平安時代に巨勢川(曽我川)が氾濫し村人が窮していたところへ阿吽法師なる人物が現れて、これを救った。村人は法師を崇めて「玉椿精舎(=巨勢寺)」の一坊に寺を構えさせたと伝わる。しかし、1362年(南朝:正平17年、北朝:貞治元年)に火災で全焼し荒廃する。江戸時代に一度、再建されて高野山真言宗の末寺となったが、再び荒廃し1872年(明治5年)に廃寺となった。その後、1880年(明治13年)に村人の手によって仮堂が建てられ、正福寺に預けられていた仏像を迎えて再興する。安曇仙人修行の地として伝えられる。多くの椿が植えられ名所としても有名。 冬野山正福寺 浄土真宗。江戸時代までは勝福寺とも。山号は巨勢寺門前の冬野春野の庭名から名付けられたとも。境内には巨勢寺跡から移した礎石があり、また巨勢寺の古仏像や巨勢寺の伽藍図「和州葛上郡古瀬邑玉椿山図」を所蔵し今に伝えている。
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