開発・製造・販売権の導出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 08:11 UTC 版)
「オンコリスバイオファーマ」の記事における「開発・製造・販売権の導出」の解説
OBP-301の開発・製造・販売権は、まず2016年11月30日、中国、香港およびマカオに関してハンルイ(江苏恒瑞医药股份有限公司)(略称:恒瑞)(Hengrui ; Jiangsu Hengrui Medicine Co., Ltd.)への導出(ライセンスアウト)とハンルイからの契約一時金受領(金額非開示)の契約を締結した。さらに2017年12月15日、ハンルイからの第一回マイルストーン(開発進展に応じた報酬)の受領(金額非開示)に成功と発表した。 2019年4月8日、中外製薬への日本国内の開発・製造・販売権導出と中外製薬からの契約一時金(5.5億円)受領に成功した。同日(一部地域を除く)全世界の開発・製造・販売権の独占的オプション権もオンコリスバイオファーマから中外製薬に付与した。中外製薬は本独占的オプション権を行使した場合、オンコリスに支払う総額は500億円以上で、それと別に販売ロイヤリティを支払うことが記載されている。中外製薬はロシュグループであり、本オプション権の行使が待望されている。 2019年12月13日には、現在進行中のOBP-301の臨床試験で事前設定基準を満たしマイルストーンを達成したとして、中外製薬から契約に基づき第1回マイルストーンとして5億円を受領することになったことが発表され、順調に進捗している。
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