長野五輪、涙の銅メダル獲得
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/27 14:32 UTC 版)
自ら同大会限りで引退を決意していた98年の長野オリンピックのショートプログラムでは、苦手としていたジャンプも何とかきめて4位に入りフリーでの逆転メダル獲得に望みをかけた。フリースケーティングでは僅かながら回転不足をおかしつつも5種類の3回転ジャンプを決め、プログラムの最後には3トゥループ+3トゥループ(実際は2つ目のジャンプは明らかに半回転近く回転不足)の連続ジャンプをいれメダルへの執念を見せた。陳は演技が終わるな否や、リンクに覆いかぶさるように顔を伏せ、あふれんばかりの涙を流しその後キス&クライの席でもコーチに寄りかかったまま号泣していた。 最終的にライバルの不調もあって陳は僅差で3位入賞・冬季五輪2大会連続で銅メダルを獲得した。表彰式に登った陳は流れる嬉し涙を拭おうともせず、銅メダリストとしての喜びを表現した。なお、陳はこの長野五輪を最後にアマチュア選手としての現役引退を表明した。
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