鍋島直郷とは? わかりやすく解説

鍋島直郷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/08 16:39 UTC 版)

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鍋島 直郷
鍋島直郷像
時代 江戸時代中期
生誕 享保3年3月23日1718年4月23日
死没 明和7年10月5日1770年11月21日
改名 鶴之助(幼名)、直郷
別名 直吉(別名)
戒名 天祥院殿泰山際運大居士
官位 従五位下、備前
幕府 江戸幕府
肥前鹿島藩
氏族 鍋島氏
父母 父:鍋島直堅、母:井手氏(清真院・千々岩新兵衛の娘)
兄弟 直郷、直年
正室:鍋島直英の娘・於市(定慧院)
養子:直煕
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鍋島 直郷(なべしま なおさと)は、肥前鹿島藩の第6代藩主。

生涯

享保3年(1718年)3月23日、第5代藩主・鍋島直堅の長男として鹿島で生まれる。享保12年12月4日(1728年)に父が死去したため、享保13年(1728年)11月16日に家督を継いだ。しかし享保14年(1729年)には旱魃で被害を受けるなど、藩財政が苦しくなった。享保16年12月(1732年)、従五位下・備前守に叙位・任官する。元文元年(1736年)の参勤交代では費用が調達できず、参勤が遅れたという逸話もある。

その後も江戸城門番などの負担が重なり、宝暦12年(1762年)の参勤交代でも費用を調達できなかった。このように財政難に苦しんで失意に堕ちた直郷は、子がなかったこともあって、宝暦13年(1763年)4月7日に隠居した。家督は5月1日、本家の佐賀藩から迎えた養子の直熙が継いだ。

明和7年(1770年)10月5日に死去した。享年53。





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