銀象嵌円頭大刀把頭(ぎんぞうがんえんとうたちつかがしら)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 08:00 UTC 版)
「井田松江古墳群」の記事における「銀象嵌円頭大刀把頭(ぎんぞうがんえんとうたちつかがしら)」の解説
18号墳は1964年に初めて発掘された。1996〜97年にかけての発掘で、長さ7.3センチメートル、幅4.8センチメートルの銀象嵌円頭大刀把頭が1点出土した。文様は、二重円を2本の平行線で繋いだ亀甲繋文の中に単鳳(一羽の鳳凰)を配するもので、鳳凰を取り囲む旋毛状文などから、6世紀第4四半世紀のものとされている。この考察は、出土した須恵器の年代幅と矛盾しない。同様の文様をもつ象嵌円頭把頭には同じサイズの多くの類例が知られており、この井田松江18号古墳出土のものも、同一規格品の一つと見られている。
※この「銀象嵌円頭大刀把頭(ぎんぞうがんえんとうたちつかがしら)」の解説は、「井田松江古墳群」の解説の一部です。
「銀象嵌円頭大刀把頭(ぎんぞうがんえんとうたちつかがしら)」を含む「井田松江古墳群」の記事については、「井田松江古墳群」の概要を参照ください。
- 銀象嵌円頭大刀把頭のページへのリンク