鉄道敷設法改正による消滅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/22 02:11 UTC 版)
しかし、ここで大きな変化が起こった。制定以来ほぼ放置状態であった鉄道敷設法の予定線がほぼ開通を見たことから、さらなる路線網の充実を図るために大幅に改正し、新規の予定線を大量に追加することにしたのである。 この中には従来ならば軽便線で敷設されていたような地方路線も大量に含まれており、この改正はすなわち軽便線制度の廃止を意味するものであった。かくして1922年4月11日、鉄道敷設法の改正に伴い、軽便線制度は終焉を迎えることになったのであった。 なお「○○軽便線」の呼称も同年9月2日に鉄道省の告示をもって廃止され、すべて「○○線」と「軽便」を取った名称に改められている。
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