釜石鉱山鉄道E形蒸気機関車とは? わかりやすく解説

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釜石鉱山鉄道E形蒸気機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 02:03 UTC 版)

釜石鉱山鉄道E形蒸気機関車(かまいしこうざんてつどうEがたじょうききかんしゃ)は、釜石鉱山鉄道で使用された蒸気機関車の1形式である。


  1. ^ 一般営業開始は翌1911年であるが、鉱石輸送についてはこの年に開始されている。
  2. ^ 1910年ハノーファー機械製作所 (Hannoversche Maschinenbau A.-G.)製。本形式と同じく釜石鉱山鉄道の蒸気動力への転換に際し用意された機関車の1両である。下津井では15号と付番された。
  3. ^ 共に本江機械製作所製。鞆ではそのまま156・157号として使用された。なお、これら2両は創業間もない本江機械製作所が製造した蒸気機関車の処女作で、運輸省陸運監理局技術課の斡旋により同社に譲渡されたとされる。
  4. ^ 1形などでの値。なお、8号機は軸重4.7tであるが、これは本形式譲受より後の譲受車である。
  5. ^ 井笠が他の2社と同様に軸重を5tに抑えられる15t C形機を購入しなかった理由は定かではない。
  6. ^ 元々戦時中の酷使で疲弊した在来車の修理中に用いる予備車として購入したものであったとされる。もっとも、井笠では本形式の入線以降に立山重工業から10を新品で、国鉄から8を払い下げで入手しており、予備車としての使用にも問題があったことが見て取れる。
  7. ^ ただし実際には1910年にベルギーで製造されたまま残っているのは、SJC2763の刻印が発見された一部の弁装置と、シリンダ本体程度で、ほとんどの部品は日本来着後に交換されたものである。


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