金融業の先駆け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/21 20:10 UTC 版)
アリストテレスによれば、クラゾメナイは金融業のさきがけとして経済史に登場している。クラゾメナイはオリーブ油という交易品を都市全体で組織的に生産し、小麦と交換していた。紀元前350年ごろ、穀物が不作で購入資金が足りなくなり、クラゾメナイの支配者らは市民に対して貯蔵しているオリーブ油を利息つきで都市に貸与することを求める議決を行った。こうしてオリーブ油を担保として穀物が確保されたという。
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