金田トメ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 22:12 UTC 版)
『Jam』にも『HEAVEN』にも、今の言葉で語れば、テクノ調のクールなイメージが雑誌全体に流れているが、これはすべて高杉弾のセンスだ。ぼくたち編集者やまわりからの影響ではない。高杉さんのオリジナルである。良くも悪くも、『Jam』と『HEAVEN』は、山口百恵という当時の歌謡曲の大スターを相手にスキャンダラスな行動力を売り物に創りあげてきた高杉弾の雑誌だったのだと思う。いまから思えばバンドのようなもので、売れてきたらモメて解散というようなパターンと同じとも思える。ぼくは当時けんか別れのような形になった高杉弾を実は高く評価している。とくに『Jam』を評価したい気持ちが大きい。高杉さんとは『HEAVEN』以後、また出会いがあり、正月に一人でいるところによく遊びに行って、手製の雑煮を食わせてもらったりしていた。今では、全員、会えば仲良く幸福にしている。
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