金本位制及び通貨同盟(19世紀から20世紀)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 17:01 UTC 版)
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19世紀以前を含め19世紀の半ばまで、国際貿易は金の重さを各通貨に換算して取引されていた。当時の殆どの国の通貨は、本質的には金の重さを測定する手段に過ぎなかった。その為、金が世界初の国際通貨とする説もある。第一次世界大戦頃に国際的な金本位制が崩壊した事は、世界貿易に大きな影響を与えた。 この金本位制とは別に、1860年代から1920年代にかけて幾つかの通貨同盟が存在した。その中でも特に有名なのがラテン通貨同盟で、フランス・フランに固定され、主にロマンス語圏のヨーロッパ諸国で使用されていた。また、スウェーデン・クローナに固定され、北欧諸国で使用されていたスカンディナヴィア通貨同盟も存在した。
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