金三純とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 金三純の意味・解説 

金三純

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 09:11 UTC 版)

金 三純(キム・サムスン、朝鮮語: 김삼순1909年2月3日 - 2001年12月11日)は、大韓民国生物学者。

経歴

大韓帝国全羅南道潭陽郡昌平面生まれ。1929年京畿高等女学校朝鮮語版卒業。1933年3月、東京女子高等師範学校理科選科修了。のち東京女子高等師範学校研究科を経て、1941年4月、北海道帝国大学理学部植物学科入学。糸状菌における亜硝酸塩の吸収に関する研究で卒業論文を提出、1943年9月、北海道帝国大学理学部植物学科卒業(理学士)。同年12月21日、北海道帝国大学大学院(応用菌学専攻)に入学、農学部農芸化学科教授半澤洵のもとで応用菌学を専攻した。その後菌学者となり、1966年九州大学で農学博士号を取得した[1]

1968年-1974年ソウル女子大学校教授。1972年-1976年、韓国菌学会会長。1976年、韓国菌学会名誉会長。1976年-1981年、韓国学術院会員。1981年、韓国学術院名誉会員[2]

甥に政治家李会昌がいる。夫の姜世馨朝鮮語版[3]と3人の兄弟(金洪鏞朝鮮語版金汶鏞朝鮮語版金星鏞朝鮮語版)は、いずれも国会議員を務めた[4][5]

論文

脚注

  1. ^ 博士論文.
  2. ^ 山本美穂子「北海道帝国大学へ進学した東京女子高等師範学校卒業生たち」『北海道大学大学文書館年報』第6巻、北海道大学大学文書館、2011年3月、53-70頁、ISSN 18809421NAID 120002911979 
  3. ^ 발명위인! 발명품! - 김삼순”. IP Information 발명위인!발명품! 지역을 따라보는 선조들의 발명품과 발명유적지. pp. 82-86 (2008年7月). 2023年9月8日閲覧。
  4. ^ [부음]김삼순 박사 별세” (朝鮮語). 경향신문 (2001年12月11日). 2023年9月8日閲覧。
  5. ^ 의회정치 60년, 선량들이 낳은 진기록|신동아” (朝鮮語). 신동아 (2008年8月4日). 2023年9月8日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「金三純」の関連用語

金三純のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



金三純のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの金三純 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS