量子色力学とは? わかりやすく解説

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量子色力学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/11 09:38 UTC 版)

クォークモデル」の記事における「量子色力学」の解説

クォーク間に働く力は強い力で、量子色力学によれば色荷グルーオンを介してやりとりされるメカニズムである。

※この「量子色力学」の解説は、「クォークモデル」の解説の一部です。
「量子色力学」を含む「クォークモデル」の記事については、「クォークモデル」の概要を参照ください。


量子色力学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/15 07:17 UTC 版)

ベータ関数 (物理学)」の記事における「量子色力学」の解説

量子色力学(QCD)において、クォークフレーバー数を n f {\displaystyle n_{f}} とすると1ループベータ関数は β ( g ) = − ( 112 n f 3 ) g 3 16 π 2 {\displaystyle \beta (g)=-\left(11-{\frac {2n_{f}}{3}}\right){\frac {g^{3}}{16\pi ^{2}}}} あるいは β ( α s ) = − ( 112 n f 3 ) α s 2 2 π {\displaystyle \beta (\alpha _{s})=-\left(11-{\frac {2n_{f}}{3}}\right){\frac {\alpha _{s}^{2}}{2\pi }}} となる。ここで、 α s = g 2 4 π {\displaystyle \alpha _{s}={\frac {g^{2}}{4\pi }}} である。 このベータ関数は、 n f16 {\displaystyle n_{f}\leq 16} の範囲においては負の値をとるので、エネルギースケールの増加に対して結合定数減少する。つまり、QCDにおける強い相互作用は低エネルギー側で強くなり、高エネルギー側でゼロ近付く。この現象QCD漸近的自由性として知られており、低エネルギー側では結合強くなるため、摂動論適用できなくなることを示している。

※この「量子色力学」の解説は、「ベータ関数 (物理学)」の解説の一部です。
「量子色力学」を含む「ベータ関数 (物理学)」の記事については、「ベータ関数 (物理学)」の概要を参照ください。

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