野外病院の設備・装備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 14:32 UTC 版)
移動可能な物であると言う点を除けば、一般的な病院の設備・装備と変わるところは無い。ただ、災害の質から多発する傷病の種類を予測し、出動・展開時にはその処置に必要な物品を特に大量に用意する必要がある。 設備テント、ベッド、空気清浄機つきエアコン、酸素・電源・水の供給装置。 診断機器モニター類(心電図モニタ、酸素飽和度、血圧計)。 超音波エコー、X線写真撮影室。 治療器具点滴静脈注射。 骨折固定具、包帯、ガーゼなどの衛生材料。 より高度な治療器具(野外手術システムに搭載)開腹、開胸、開頭、気管挿管、気管切開、胸腔ドレナージ、心嚢穿刺の各処置セット。 麻酔器・人工呼吸器・X線透視装置。 参考文献[1]にて、米軍がイラクで展開している大規模な野戦病院の写真が掲載されている。
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