配色による視覚効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 08:17 UTC 版)
色は配色によって、周囲に存在する色の影響を受けて色の三属性(色相・彩度・明度)が変化して知覚される。配色を考える際には以下に挙げるような「色の見えやすさ」が重要で、これらには視覚効果が影響している。 誘目性 無意識な注意の引き付けやすさ。色相で見ると、高彩度の暖色系が誘目性が高い。 視認性 意識して探したときの見つけやすさ。背景との明度差が大きいと視認性が高いとされ、黒背景だと暖色系、白背景だと寒色系の視認性が高い。 可読性・明視性 文字の読みやすさ、図形の見やすさ。明度差が大きいと可読性が高いとされる。逆に明度差があまりない場合、色相差があっても可読性は低くなる。これをリープマン効果と呼ぶ。 視覚効果として代表的なものを以下に挙げる。
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