鄭和の大明宝船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 01:32 UTC 版)
中国の明代には、鄭和が東南アジアからアフリカ東海岸への大航海を行った。船団の中心となったのは鄭和の大明宝船(だいみょうほうせん)と呼ばれる巨大木造船で、『明史』によれば長さ44丈(約137m)、小さく見積もっても長さは約61.2mという巨艦だったとされる。積載品はまさに宝船といってよい内容で、出航の際は寄港地への贈答品として宝石や陶磁器などが積まれ、帰航の際はキリンやライオンといった当時の中国人が知らない珍獣などの貢物が積まれた。 2006年9月に南京では全長63.25mの鄭和の宝船が復元された。
※この「鄭和の大明宝船」の解説は、「宝船」の解説の一部です。
「鄭和の大明宝船」を含む「宝船」の記事については、「宝船」の概要を参照ください。
- 鄭和の大明宝船のページへのリンク