郵便荷物車、荷物車への改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/24 16:59 UTC 版)
「国鉄デハ6340系電車」の記事における「郵便荷物車、荷物車への改造」の解説
1927年8月、デハニ6450形4両(6456 - 6459)がデユニ33850形(33850 - 33853)に、1927年10月及び翌年4月、デハニ6450形6両が(6450 - 6455)デニ6450形(番号同じ)に改造された。さらに1928年8月にはデハ6340形1両(6369)がデユニ33850形(33854)、デハ6340形(6370 - 6372)がデニ6450形(6459 - 6461)に追改造されている。 デニ6450形は、種車によって形態が異なっており、5つのグループに細分される。また屋根上には後位側にもパンタグラフが増設され、2基装備となっている。本系列に属するものは、強調文字で表示する 6450 - 6454 : 側面窓配置は1d1D(荷)11D32D(荷)1D。荷重は9t。デハニ6450形改造。 6455 : 側面窓配置はD1D(荷)23D1D(荷)1d。荷重は9t。デハニ6450形改造 6456, 6457 : 側面窓配置は1d1D(荷)1D12D(荷)21D。荷重は9t。種車はデハニ23850形(23850, 23851)。 6458 : 側面窓配置はD1D(荷)1D22D(荷)2D1。荷重は8t。唯一狭幅車体を持つ異端車。種車はデハニ6465形(6465)。 6459 - 6461 : 側面窓配置はD1D(荷)1D1D(荷)1D1。荷物用両開き引戸の幅が1,800mmに拡大されている。種車はデハ6340形。 デユニ33850形についても、1927年度改造の4両と、1928年度改造の1両で形態が異なる。荷重は郵便室3t、荷物室5t。 33850 - 33853 : 側面窓配置はD1D(郵)23D1D(荷)1D1。デハニ6450形(旧デロハ6130形)改造。 33854 : 側面窓配置はD1D(郵)11D1D(荷)1D1。荷物用両開き引戸の幅が1,800mmに拡大されている。デハ6340形(旧デロハ6130形)改造。
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