選点法とは? わかりやすく解説

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選点法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/28 05:21 UTC 版)

選点法(せんてんほう、: Collocation method) とは、数値解析において常微分方程式偏微分方程式積分方程式に対して数値解を与える方法である。この方法のアイディアは、解候補(通常はある次数以下の多項式)からなる有限次元のベクトル空間と定義域から幾つかの点を先に選び、それらの点で与えられた方程式を満足する解を解候補の空間から選択することである。そのように選ばれた点は、選点(collocation points)と呼ぶ。


  1. ^ Iserles 2008, p. 43
  2. ^ Ascher & Petzold 1998; Iserles 1996, pp. 43–44
  3. ^ Iserles 2008, pp. 46–47
  4. ^ Iserles 2008, p. 63
  5. ^ Iserles 2008, pp. 47
  6. ^ 森正武. (1986) 有限要素法とその応用. 岩波書店.
  7. ^ 菊池文雄. (1999). 有限要素法概説 [新訂版]. サイエンス社.
  8. ^ 菊池文雄. (1994). 有限要素法の数理. 培風館.
  9. ^ 有限要素法で学ぶ現象と数理―FreeFem++数理思考プログラミング―, 日本応用数理学会 監修・大塚 厚二・高石 武史著, 共立出版.
  10. ^ Finlayson, B. A., & Scriven, L. E. (1966). The method of weighted residuals—a review. Appl. Mech. Rev, 19(9), 735-748.
  11. ^ 石岡圭一, スペクトル法による数値計算入門, 東京大学出版会.
  12. ^ Lloyd N. Trefethen (2000) Spectral Methods in MATLAB. SIAM, Philadelphia, PA.
  13. ^ Fornberg, B. (1998). A practical guide to pseudospectral methods (Vol. 1). Cambridge University Press.
  14. ^ Trefethen 1996, p. 233
  15. ^ Trefethen 1996, p. 238
  16. ^ a b Trefethen 1996, p. 94


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