道内民放各社への地上デジタル放送配信ネットワークの提供
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「北海道総合通信網」の記事における「道内民放各社への地上デジタル放送配信ネットワークの提供」の解説
2008年12月、HOTnetの光ファイバー回線を用いて、道内民放各社の地上デジタルテレビジョン放送の放送波を、各社の札幌本社より道内6つの基幹送信所(函館、室蘭、旭川、帯広、釧路、網走)へ送信する「放送配信ネットワーク」の提供を開始した。HOTnetは、それ以前より放送各社に対し、道内各地のテレビ放送用のニュース取材映像や道内各地に点在するお天気カメラのリアルタイム映像を、放送各社の札幌本社へ送る回線の提供を続けてきたが、地上デジタル放送の展開が契機となり以前のNTT回線から切り替えられた。HOTnet回線への切り替えにより、地上デジタル放送を全道に配信する通信回線料金の削減が実現すると共に、札幌圏以外の道内地域における終夜放送や音声多重放送を提供可能となった。 2018年9月の胆振東部地震の際においても、放送配信ネットワークおよび放送各社の回線設備には大きな影響が出ず、被災地やブラックアウトした道内各都市の状況を報道素材として札幌へ送り、更に放送各社がそれらを在京キー局に送ることで全国に発信することが出来た。
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