遅発臨界とは?

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遅発臨界

読み方:ちはつりんかい
別名:遅発臨界状態
英語:delayed criticaldelayed critical condition

核分裂反応の際に放出される中性子によって核分裂連鎖反応が引き起こされる「臨界」のうち、核分裂直後放出される「即発中性子」と、核分裂発生からわずかに遅れて放出される「遅発中性子」の両方はたらきによって、臨界達すること。

即発中性子」のみで臨界達す場合は「即発臨界」と呼ばれるが、即発臨界極めて短時間核分裂連鎖反応進行する「即発超臨界」状態を引き起こし、ほとんど制御不可能である。他方、遅発臨界は、遅発中性子を適度に吸収する装置使用し、外部から臨界状態制御することが可能である。

原子力発電は、核燃料を遅発臨界の状態に保つことでエネルギー出力制御している。しかし、原子力事故発生などにより原子炉が緊急停止し、いったん未臨界の状態になったのち、溶け出し核燃料濃縮されると、即発超臨界の状態で再び臨界再臨界)に至る可能性がある。


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