造出・周濠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 21:42 UTC 版)
造出は、元は左右対称の位置にあったものと推定されている。現在、左造出が残っており、右造出がないが元はあったと推定されている。左造出は前方部側面の括れ部に接して元は長方形であったと考えられ、上面で幅10メートル強、長さ約30メートル、高さ約2メートル強となっている。 周濠は長い間発見されず、有無をめぐって議論があったが2010年(平成22年)に行われた岡山大学文学部考古学研究室の試掘調査で存在が確認された。幅約20メートルと推定されている。また、葺石は角礫のごく一部が現れている。
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