通信チェスの概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 08:19 UTC 版)
「通信チェス」とは遠距離の相手と、通信を用いて行うチェスの対局を指す。一つのゲームが一日以内で終了するケースはごくまれで、数日・数週間・数ヶ月かかるのが一般的である。OTB:「Over-The-Board chess」のこと。対局者とボードを挟んで、リアルタイムにプレイする通常のチェスを指す。 通信チェス:「Correspondence chess」のこと。一般郵便・Eメール・専用サーバなどの通信手段を用いて行われる。 ゲームの勝敗はすべて管理組織に報告され、レイティングや次の対局などに反映される。 通信チェスの世界最大の組織は、ICCF(国際通信チェス連盟) である。日本では、ICCF公認のJCCA(日本通信チェス協会) が管理している。 JCCAは、以前はJPCA(日本郵便チェス協会) と呼ばれていた。 インターネットが普及する以前は郵便でのやりとりが多かったため、日本では「郵便チェス」の名で親しまれていた。現在はEメールやWebサーバを使用しての対局が多くなり、変更された組織の正式名称にあわせて「通信チェス」と呼ばれている。
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