逆セクハラ・男性へのセクハラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 19:29 UTC 版)
「セクシャルハラスメント」の記事における「逆セクハラ・男性へのセクハラ」の解説
セクハラは主に「加害者が男性、被害者が女性」という構図であり、例えば労働局への相談件数では、女性労働者からの相談が男性労働者からの相談の10倍以上である。しかし、法的には「女性から男性」や「同性間(男性→男性や女性→女性)」でも成立する。その中でも、「女性から男性に行われるセクハラ」に関しては、現実問題として男性側の立場が弱いことから『逆セクハラ』と呼ばれている。セクハラ相談窓口が被害者が女性であることが前提で作られている場合もあり、男性が被害者の場合、女性が被害者の場合以上に、被害を訴えることが難しい点が指摘されている。一例として、2人の男による強制性交・わいせつ事件では、2017年~2019年にかけて20代を中心とした100人以上の男性が被害者となったが、実際に被害届を出したのは、9人であった。加害者の男らは、SNSで知り合った男性に睡眠薬を飲ませ、わいせつな行為に及んでいた。
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