近代の定義とは? わかりやすく解説

近代の(超函数に基づく)定義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/12 08:10 UTC 版)

軟化子」の記事における「近代の(超函数に基づく)定義」の解説

定義 1. φ {\displaystyle \varphi } は ℝn, n ≥ 1 上の滑らかな函数で、次の三つ性質満たすものとする: (1) コンパクトな台を持つ。 (2) ∫ R n φ ( x ) d x = 1 {\displaystyle \int _{\mathbb {R} ^{n}}\!\varphi (x)\mathrm {d} x=1} (3) lim ϵ → 0 φ ϵ ( x ) = lim ϵ → 0 ϵ − n φ ( x / ϵ ) = δ ( x ) {\displaystyle \lim _{\epsilon \to 0}\varphi _{\epsilon }(x)=\lim _{\epsilon \to 0}\epsilon ^{-n}\varphi (x/\epsilon )=\delta (x)} ここに δ ( x ) {\displaystyle \delta (x)} はディラックのデルタ函数であり、その極限シュワルツ超函数空間において解釈されるものとする。このとき、 φ {\displaystyle \varphi } は軟化子呼ばれる。この函数 φ {\displaystyle \varphi } は、さらに次の性質満たす場合考えられている: (4) すべての x ∈ ℝn に対して φ ( x ) ≥ 0 {\displaystyle \varphi (x)\geq 0} を満たす場合は、正軟化子 (positive mollifier) と呼ばれる。 (5) ある無限回微分可能函数 μ: ℝ+ → ℝ に対して φ ( x ) = μ ( | x | ) {\displaystyle \varphi (x)=\mu (|x|)} を満たす場合は、対称軟化子 (symmetric mollifier) と呼ばれる

※この「近代の(超函数に基づく)定義」の解説は、「軟化子」の解説の一部です。
「近代の(超函数に基づく)定義」を含む「軟化子」の記事については、「軟化子」の概要を参照ください。

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