近世の長吏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 08:20 UTC 版)
『日葡辞書』においては「死んだ獣の皮を剥いだり、牛の皮を剥いだりする人、あるいは癩病人にたいして監督権をもっている頭」とある。また穢多(Yetta)の項に「長吏に同じ。いろいろな仕事の中でも死んだ牛や馬の皮を剥ぎ、その皮でさまざまの者を作るのを職とする身分の卑しい人々」とある。長吏も穢多も同じ内容を指しているが穢多の場合皮革業が強調されていて職能的である。江戸時代の長吏の内容は地域ごとに異なる。
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