農業用水路として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 14:13 UTC 版)
元荒川は用排水兼用の農業用水路でもある。上流から順に榎戸堰、三ツ木堰、安養寺堰(以上鴻巣市)、末田須賀堰(さいたま市岩槻区)と4基の取水堰(農業用水)が設けられている。昭和初期までは、これらの他にも笠原堰(鴻巣市)と栢間堰(久喜市菖蒲町)があり、合計6基の取水堰が存在したが、笠原堰と栢間堰は宮地堰へ統合される形で廃止された。宮地堰も老朽化の為2011年までにすぐ上流側の安養寺堰に更新される形で廃止された。他にも越谷市に瓦曽根溜井および瓦曽根堰があり、元々は元荒川に設けられた河川施設であったが、1965年頃の治水事業により一部を規模を縮小した上で背割堤が設けられて元荒川から分離された。
※この「農業用水路として」の解説は、「元荒川」の解説の一部です。
「農業用水路として」を含む「元荒川」の記事については、「元荒川」の概要を参照ください。
- 農業用水路としてのページへのリンク