車線の定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 07:19 UTC 版)
道路法令(道路構造令)の用語の一種。 道路構造令では、車線は次のように定義されている。 一縦列の自動車を安全かつ円滑に通行させるために設けられる帯状の車道の部分(副道を除く)をいう。(道路構造令第2条第1項第5号) 車道が、線で区切ってあるときに、自動車等が通行できる部分をいう。||マークが中央線、|が車線と車線の区切り(車線境界線)だとすれば、以下のようになる。 2車線の道路 |↑||↓| 4車線の道路 |↑|↑||↓|↓| 6車線の道路 |↑|↑|↑||↓|↓|↓| 8車線の道路 |↑|↑|↑|↑||↓|↓|↓|↓| 車線の数は、往復(両側)の合計で数えることになっており(道路構造令第5条第2項、第3項、第28条など)、鉄道の「単線」、「複線」が往復の線数をいうことと同じである。なお、法令以外では片側の車線のみを指して「片側○車線」と表現することもあるが、片側などの言葉を用いずに、例えば往復4車線の道路を「2車線」と表記するのは、法令上は間違いである。
※この「車線の定義」の解説は、「車線」の解説の一部です。
「車線の定義」を含む「車線」の記事については、「車線」の概要を参照ください。
- 車線の定義のページへのリンク