距
花にある、細長い突起器官。ラン科植物では、普通、リップ(唇弁)の基部から突き出たものをさし、内部に蜜腺があることから虫媒花の特徴がうかがえる。けずめ。 (Spur) ⇔メンタム(あご)
◇「距」をもつ洋ラン
アングレカム属(Angcm.),ハベナリア属(Hab.),フウラン(Neof.)などに顕著だ。
マダガスカル島東部に自生するAngraecum sesquipedale は1.5フィート(約45cm)もの長い距を持つ。「この長い距に見合う長い口吻を持った昆虫が受粉活動をしているはずだ」と、イギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィンが予言し(1862年)、その41年後、実際にその蛾(キサントパンスズメガ)が発見された(1903年)。
◇「距」をもつ洋ラン
アングレカム属(Angcm.),ハベナリア属(Hab.),フウラン(Neof.)などに顕著だ。
マダガスカル島東部に自生するAngraecum sesquipedale は1.5フィート(約45cm)もの長い距を持つ。「この長い距に見合う長い口吻を持った昆虫が受粉活動をしているはずだ」と、イギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィンが予言し(1862年)、その41年後、実際にその蛾(キサントパンスズメガ)が発見された(1903年)。
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