赤と黒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 04:59 UTC 版)
『赤と黒』(あかとくろ、Le Rouge et le Noir)は、19世紀中期フランスの作家スタンダールの、実際に起きた事件などに題材をとった長編小説である。1830年刊。サマセット・モームは『世界の十大小説』の一つにこの小説を取り上げている[1]。
- ^ 「芸術作品として見ると、この小説は恐ろしく不完全な作品だ」という。ラ・モール侯爵にマチルドとの結婚を認めさせた後「支離滅裂な状態に陥ってしまう」。ヴァリエールまで50マイルもあって2日はかかるだろうに、冷静にならず教会に駆け付け、レナール夫人を銃で撃って逮捕されるからだ。
- ^ スタンダール作、野崎歓訳『赤と黒――十九世紀年代記』上巻、光文社古典新訳文庫、2007年。
- ^ スタンダール作、野崎歓訳『赤と黒――十九世紀年代記』下巻、光文社古典新訳文庫、2007年。
- ^ 下川茂「『赤と黒』新訳について」『スタンダール研究会会報』18号、スタンダール研究会、2008年5月。
- ^ 桑原聡「スタンダール『赤と黒』――新訳めぐり対立――『誤訳博覧会』『些末な論争』」『「スタンダール『赤と黒』 新訳めぐり対立 「誤訳博覧会」「些末な論争」」本・アート‐アートニュース:イザ!』産経デジタル、2008年6月8日。
- ^ 世界映像文学全集シリーズDVD発売元
- ^ 舞台『赤と黒』公式サイト
- ^ “星組公演 『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』”. 宝塚歌劇公式ホームページ. 2023年4月7日閲覧。
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