賀茂建津之身命(八咫烏命)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/15 12:55 UTC 版)
「矢宮神社」の記事における「賀茂建津之身命(八咫烏命)」の解説
賀茂建津之身命(かもたけつのみのみこと)はまたの名を八咫烏命(やたがらすのみこと)とも言われる。 神武天皇が東征の途中、紀伊国熊野に到りさらに大和国に向かおうとした際、紀伊山地の険峻な山々に阻まれて進退きわまったとき、八咫烏命は、天照大神、高木大神の神勅を奉じて馳せ参じ、さらに大烏の化身となって飛翔し、神武天皇に進むべき道を示したという。 また、大和国に向かう途中では、地域の豪族が皇軍に敵対することもあり、八咫烏命は勅命を奉じて天皇の使いとして、それらの豪族に降伏を勧め諭したといい、神武天皇即位の際には、その勲功を大いに褒賞されたという。
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