谷田昌平とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 谷田昌平の意味・解説 

谷田昌平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 17:17 UTC 版)

谷田 昌平(たにだ しょうへい、1923年2月26日[1] - 2007年8月19日[1])は、日本の編集者文芸評論家堀辰雄の研究で知られる。妻は詩人牟礼慶子[1]

徳島県生まれ。兵庫県神戸市出身[1]大阪府立池田師範学校[1]東京高等師範学校[1]を経て、京都大学文学部[1]。在学中から堀辰雄研究を行い、大阪府立桜塚高等学校教諭時代に遠藤周作と知り合った縁から、「三田文学」に「堀辰雄年表」が掲載される[2]1954年新潮社に入社[1]。出版部時代、『武者小路実篤全集』を皮切りに、室生犀星杏っ子』、幸田文流れる』、安部公房砂の女』、遠藤周作『沈黙』など、編集者として数々の話題作を手掛けた[1]。1976年『新潮』編集長[3]町田に転居した遠藤に誘われて「町田会」にも参加し、多くの文豪たちと交友を持った[1]。1988年『回想 戦後の文学』を執筆した。2007年8月19日、老衰により死去[1]

著書

共著

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k 谷田昌平”. www.city.machida.tokyo.jp. 町田市. 2022年12月12日閲覧。
  2. ^ 来歴 谷田昌平”. murekeiko.com. 2023年5月19日閲覧。
  3. ^ 文芸編集者・谷田昌平「没後10年」展 町田市民文学館”. 相模原町田経済新聞. 2022年12月12日閲覧。

参考

  • 『文藝年鑑』2004、2010 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「谷田昌平」の関連用語

谷田昌平のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



谷田昌平のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの谷田昌平 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS