講習終了後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/12 09:10 UTC 版)
「メディックファーストエイド」の記事における「講習終了後」の解説
講習を受講し終わると、インストラクターから講習の修了を証明するカードが手渡される。これにより、受講者は「プロバイダー(応急手当を提供する人)」となる。カードはプラスチック製で、クレジットカードなどのカードと同等の大きさ・厚さである。また、海外でもカードの効力が保たれるよう、日本語に英語が併記されている。 カードの表面には受講したコースの名称、ならびに登録番号が記されており、裏面には受講者の氏名、カードの発行日・有効期限、そして、指導を行ったインストラクターの氏名・署名・登録番号が記される。 なお、カードの有効期限はカード発行日から丸2年である。カードの期限が切れる後もプロバイダーでありたいと望む場合には、再び講習を受講する必要がある。ただし、自動車運転免許などのような更新制ではなく、再講習後に手渡されるカードの登録番号は、それまで所有していたカードのものとは違う番号になる。 また2回目以降の受講の際には、最初に受講した際に配布されたテキストを持参するとよい。これにより、受講料のうち、テキスト代の分が不要となるので、金銭的負担が軽くなる。(テキストに特別な改訂があり、買い替えが必要となった際は除く) インストラクターの資格も同様に有効期限があり、インストラクターも同様にインストラクター資格の継続のために所定の講習を受講する。この仕組みにより、MFAプロバイダー(インストラクター)の質は一定レベルに保たれる。
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