謀議_(映画)とは? わかりやすく解説

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謀議 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 14:59 UTC 版)

謀議
Conspiracy
監督 フランク・ピアソン
脚本 ロリング・マンデル
製作 ニック・ギロット
製作総指揮 デヴィッド・M・トンプソン
フランク・ドールガー
フランク・ピアソン
ピーター・ツィンナー
出演者 ケネス・ブラナー
スタンリー・トゥッチ
コリン・ファース
撮影 スティーヴン・ゴールドブラット
編集 ピーター・ツィンナー
製作会社 BBC
HBOフィルムズ
公開 2001年5月19日
上映時間 96分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
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謀議』(ぼうぎ、原題: Conspiracy)は、第二次世界大戦中にドイツヴァンゼーナチス・ドイツ高官達が集まって開かれた、ヨーロッパ・ユダヤ人絶滅を議論したヴァンゼー会議をテーマにした、アメリカ・イギリス共同制作のテレビ映画

日本ではスター・チャンネルで放送された他、WOWOWでは『コンスピラシー アウシュビッツの黒幕』のタイトルで放送された[1]

概要

アメリカ合衆国のケーブルテレビ局・HBO2001年にイギリスからケネス・ブラナーを主演に招いて制作したテレビ放映用の歴史映画。劇場映画並の俳優陣と脚本・演出によりヴァンゼー会議の内幕を再現し、エミー賞主演男優賞・同脚本賞を獲得、作品賞 (テレビ映画部門)にノミネートされるなど高い評価と話題を呼んだ。

あらすじ

1942年1月20日ベルリンの高級住宅地である大ヴァンゼー湖畔に建つ豪華な邸宅に、ナチス・ドイツの政府・親衛隊ナチ党・占領地域総督府などの高官達15人が参集した。邸宅内では豪華な料理やワイン、葉巻などが高官達を迎えるべく用意されていたが、高官達は何のために集められたのかを図りかねていた。議長役のラインハルト・ハイドリヒ国家保安本部長官が最後に到着、後に「ヴァンゼー会議」と呼ばれる討議が始まった。各組織や高官個人の信条など思惑が交錯し、時に激しい対立や議論も起こるが、参加者の目的は一つ。それは「ユダヤ人問題の最終的解決」、つまりユダヤ人の絶滅であった。独ソ戦の戦況が悪化しドイツ本国や占領地域の人的・物的資源が逼迫する中、参加者達は法的な整合性や効率的な抹殺方法を議論し、やがて一つの結論に到達する。

キャスト

※括弧内は日本語吹替

参考文献

  1. ^ 謀議”. allcinema. 2014年2月18日閲覧。

関連項目

外部リンク


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