諸宗教の聖地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 04:11 UTC 版)
エリヤが、バアルの預言者達と対決して、破った場所とされる。 キリスト教の聖地の一つである。このため19世紀にはキリストの再臨を信じるドイツ人が入植地 (cf. en:German Colony, Haifa) を建設し、その際に建設された発電所や工場がハイファの近代化の先駆けとなった。 19世紀後半にはバハイ教の本拠 (Baháʼí World Centre) がカルメル山周辺に置かれた。20世紀初頭には、バハイ教の創始者バハー・ウッラーの師にあたるバーブ(バーブ教の創始者)の亡骸がカルメル山に移され、廟 (Shrine of the Báb) が造営された。宗教の本部にあたる「万国正義院」も置かれている。これらの施設は聖地とされ、巡礼地 (Baháʼí pilgrimage) となっている。カルメル山にあるものを含めたバハイ教の聖地群は2009年に世界遺産「ハイファと西ガリラヤのバハイ教聖地群」に登録された。
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