論理学におけるミル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 05:51 UTC 版)
「ジョン・スチュアート・ミル」の記事における「論理学におけるミル」の解説
論理学の分野では、『論理学体系』(1843年)を著わした。同書においてミルは、因果関係と真理性の問題を解明する目的を持ちつつ、「ミルの方法」と呼ばれる帰納の方法を五つ提唱している。 ミルは、実証主義的な社会科学方法論の確立をめざし、帰納法によって発見された経験法則を再度現象の予測に適用して法則の真理性を確認するという、オーギュスト・コントの歴史的方法を基にした逆演繹法を確立した。
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