調査機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 03:26 UTC 版)
海底着座型、船上設置型の2種類のボーリングマシン(掘削装置)を搭載する。海底着座型は、船体から本体をケーブルで吊り下げて海底に設置して掘削を行う装置で、第2白嶺丸で使用していた最大深度6000m、掘削長20mの従来機と、最大深度3000m、掘削長50mの新型機を搭載する。船上設置型は、船上に設置した本体から掘削パイプを海底面に伸ばし掘削を行う装置で、最大深度2000m、掘削長は400mである。船上設置型の搭載により、海底着座型が使用できない急峻な地形の海底熱水鉱床における調査や、メタンハイドレートが存在する大深度での掘削調査が可能となった。 このほか、海底の試料を採取するパワーグラブ、二次元物理探査用エアガン、サイドスキャンソナー、遠隔操作無人探査機(ROV)などを搭載する。
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