語尾の表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 07:06 UTC 版)
北では,語尾においてㄹの直後が濃音で発音されるものは平音でつづることになっている(第6項)。同様の規定は南にもあるが(第53項)、南では疑問を表す「-ㄹ까,-ㄹ꼬,-ㅂ니까/-습니까,-리까,-ㄹ쏘냐」は濃音でつづる(同項但書き)旨の例外規定がある。従って、南の「-ㄹ까,-ㄹ꼬,-ㄹ쏘냐」は北では「-ㄹ가,-ㄹ고,-ㄹ소냐」とつづられる。 また,用言の-아/-어形において、語幹末音がㅣ,ㅐ,ㅔ,ㅚ,ㅟ,ㅢである母音語幹は,北では-여を付けることとなっている(第11項・3))。同様にして、用言の-아/-어形から派生した副詞もこれに従う(同附記)。この規定は1930年に朝鮮総督府が定めた「諺文綴字法」の規定と同じである。これに対して,南では「-아/-어」の2形態の原則に従い「-어」とつづる。 기여(這って),개여(晴れて),베여(枕して),되여(なって),쥐여(握って),희여(白くて) 도리여(かえって),드디여(ついに)
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