試合数の削減
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 22:27 UTC 版)
「FIFAインターナショナルマッチカレンダー」の記事における「試合数の削減」の解説
インターナショナルマッチデーは欧州クラブの圧力を受けて誕生したものであり、欧州の日程優先で組んであるため、欧州サッカー連盟(UEFA)以外の地域連盟主催の代表の公式戦をインターナショナルマッチデーではない日に行う事態となり、結果としてUEFA以外の地域連盟主催の代表の公式戦にベストメンバーが組めないことになるなどの問題もある。AFCは以前存在した親善試合日(拘束権が代表戦の48時間前からの日)に、公式戦の2006 FIFAワールドカップ・アジア予選を行った。 年間平均で12試合程度、内最大7試合協会に代表選手拘束権のある男子のインターナショナルマッチデーだが、2015年から削減される。欧州クラブ協会(ECA)から代表戦削減を求められた欧州サッカー連盟(UEFA)が原案を国際サッカー連盟(FIFA)に提出。FIFAは各大陸連盟や各国リーグ、選手、クラブの代表者と協議し、2015~18年の日程から毎年3、9、10、11月と奇数年の6月に2試合ずつ、2年間合計で18試合を行う計画案を2012年3月5日にまとめ、同年3月29日~30日のFIFA理事会で採用を決めた。ただし、2016年は欧州サッカー連盟を除いた地域は6月にも2試合行う。これにより、クラブ及び代表選手の負担が減る一方、少なくなった男子のAマッチデーはA代表の公式戦消化に当てられるため、ベストメンバーで臨めるA代表の親善試合は2015年以降は激減することになる。 2013年3月21日、FIFA執行委員会が2014年~2018年の男子のインターナショナルマッチデー公式カレンダーを正式に承認した。
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