角埋山とは? わかりやすく解説

角埋山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/10 14:12 UTC 版)

角埋山
画像募集中
標高 576 m
所在地 日本
大分県玖珠郡玖珠町
位置 北緯33度18分35.0秒
東経131度09分16.2秒
座標: 北緯33度18分35.0秒 東経131度09分16.2秒
角埋山の位置

角埋山(つのむれやま)は、大分県玖珠郡玖珠町にある標高576mのである。

概要

玖珠盆地の北側に位置し、山頂からは玖珠町の中心部である森地区(豊後森駅周辺)を一望できる。メサ(テーブル状の台地)の侵食が進んだビュートと呼ばれる特徴的な地形で、地区のシンボル的な山である。耶馬渓六十六景のひとつであるとともに、「角埋山と角牟礼城跡」としておおいた遺産に選定されている。

一説では、ムレは古代朝鮮語で山を意味し、角埋山はのような形をした山を意味すると言われる[1]

中世には、山頂に角牟礼城が築かれた。急峻な斜面に囲まれた山上に築かれたこの城は難攻不落で知られ、1586年島津氏豊後侵入の際にも落城することがなかった。角牟礼城は1601年廃城とされたが、角埋山は江戸時代には「お留山」とされ、住民は入山することが許されなかった。山麓には、角牟礼城に代えて森陣屋が設けられた。現在、森陣屋跡は整備されて三島公園となっており、2006年10月には日本の歴史公園100選に選定されている。

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 角埋山と角牟礼城跡【おおいた遺産】 - 大分合同新聞、2009年3月9日

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「角埋山」の関連用語

角埋山のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



角埋山のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの角埋山 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS