観世元重とは? わかりやすく解説

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かんぜ‐もとしげ〔クワンゼ‐〕【観世元重】

読み方:かんぜもとしげ

[1398〜1467]室町前期能役者観世流3世(実は4世)。世阿弥の弟の子法名音阿弥(おんあみ)。足利義教義政保護をうけ、観世宗家として名声得た


音阿弥

(観世元重 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/07 08:28 UTC 版)

音阿弥(おんあみ、またはおんなみ、応永5年(1398年)- 文正2年1月2日1467年2月6日))は室町時代猿楽役者。観世三郎元重観阿弥の孫、世阿弥の甥に当たる。三世観世大夫


  1. ^ 心敬『ひとりごと』
  2. ^ 『能脇侍所作鏡』
  3. ^ 梅原猛松岡心平『神仏のしづめ』角川学芸出版
  4. ^ 表章『観世流史参究』檜書店、77頁
  5. ^ 能勢朝次『能楽源流考』岩波書店
  6. ^ 『花伝』「第七別紙口伝」。なお、この世阿弥自筆本は直系子孫である観世宗家に現存している。
  7. ^ 香西精「元雅行年考――新・三郎元重養嗣子説――」(『続世阿弥新考』所収)
  8. ^ 『満済准后日記』
  9. ^ 看聞御記
  10. ^ 「桟敷事外下直」(『康富記』)
  11. ^ 『康富記』
  12. ^ 『糺河原勧進猿楽日記』
  13. ^ 『蔭涼軒日録』
  14. ^ 伊藤正義『金春禅竹の研究』赤尾照文堂、35頁
  15. ^ 『観世流史参究』に拠ると、何れの諱も後世の創作とされる。
  16. ^ 以下『観世流史参究』、116-124頁
  1. ^ 現在言う「ワキ」ではなく、大夫を補佐して共演、またその代理などを務めるナンバー2の役者を指す。
  2. ^ 「老而益健」とある。


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