親鸞聖人御旧跡地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 09:56 UTC 版)
境内の一角に親鸞聖人御旧跡地が存在する。 古来より承元の法難で、京より越後・国府に御流罪となられた親鸞聖人が、旅路の途中に一夜の宿をとられ、お念仏のみ教えをお説きになられた地として伝わる。 戦後までは庵が存在し、 代々尼僧が居住し、御旧跡三季講という組織とともに護持され、多くの方々が参拝される。 現在は「親鸞聖人御旧跡」と記された石碑と、昭和三十二年「本願寺第二十三代宗主勝如上人御巡教」を記念に建立された銅像(廣瀬精一氏寄贈。明治二十八年に三重県桑名市に生まれ、大阪市において 「鉄商廣瀬商店」を創立し、合併の後には「ヰゲタ鋼管株式会社社長」「住友物産株式会社取締役」などを歴任された産業界の方)が残るに至る。 渋々宿伝絵 渋々宿伝絵 雪褥庵(雪をしとねに) お枕石(石をまくらに) 親鸞聖人銅像 本願寺書状
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